「モテ男になるためには、自分に自信を持ちましょう!」
そんなアドバイスをもらっても、自信を持つことは簡単ではないですよね。
「気の持ちようで変えられるのなら苦労しないよ…」「そんな精神論一つでできるのなら、とっくにやってるよ」そんな思いを持っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、自信の持つためのアプローチは精神論だけではありません。これから紹介する方法を実行すれば、誰でも自信をつけることが可能です。
そこで今回は、今から始められる「自信のつけ方」を紹介します。
自信がないのは思い込み!?
「どうせ俺なんかダメだ」
「また失敗するに決まってる」
なぜそう思ってしまうのでしょうか。
これまでの苦い経験が「ダメである」と証明しているのでしょうか?
確かに、失敗することはあります。
でも、だからといってこれからも失敗するとは限りません。むしろ失敗から学ぶことで、成功確率は上がるはず。
一番の障害となっているのは「ダメだ」という思い込み。
決めつけているせいで、本来できることまで、ダメにしてしまっているのです。
そんな思い込みを変えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
効果的なのは、体を動かすことです。
心と体は連動しています。
そこで、心を変えるために体を変えるのです。
体の感覚を重視することで、気持ちをポジティブにすることができます。
「身体」から「心」を変える3つの方法
1.姿勢を正す
前向きで自信を感じさせる男性の姿を思い浮かべてみてください。背筋が伸び、胸を張った姿勢をしているのではないでしょうか。
反対に、落ち込みがちで自信のない人は、背中が曲がり、うつむき気味になっていますよね。
姿勢は心の状態を表します。
心と身体は連動しているので、姿勢を正すことで、「心の状態も良い」と錯覚させることができます。
背筋を伸ばし、両肩を真下に押すようにして胸を開いてみてください(胸はそらせない)。身体の余計な力を抜き、リラックスさせながら、重心を意識します。
重心は足の方に向かって落とすイメージです。
地に足をつけ、どっしり構えることで、不安や緊張を解き、前向きな気分を引き出すことができます。
2.深呼吸する
緊張すると、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、血液の循環が悪くなり、身体にとって好ましくありません。血液の流れが悪くなると、代謝が落ちて、体内に老廃物が溜まりやすくなってしまうからです。
そこで、取り入れたいのが深い呼吸(腹式呼吸)です。深呼吸をすると、たくさんの空気を体内に送り込むことができます。大量に酸素を使用する脳にまでしっかり空気が行き渡るので、身体を良い状態に保つことができます。
腹式呼吸のやり方
- お腹に手を置く
- 口からゆっくり息を吐く(お腹をへこませながら8秒間)
- 鼻からゆっくり息を吸う(お腹を膨らませながら4秒間)
これをくり返すことで、緊張を解くことができます。
不安になったり、何となくスッキリしないとき試してみてください。
3.笑顔に似た表情を作る
「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」
フランスの哲学者・アランの言葉です。
こんな研究もあります。
笑顔に似た表情を作ると、ドーパミン系の神経活動に変化が生じることがわかりました。ドーパミンは「快楽」に関する神経伝達物質です。
実験で被験者は、箸を横にして噛んでいただけ。笑っているわけではないのに、笑顔のときと同じ表情筋を動かすことで、ポジティブな変化が生まれたのです。
つまり、自信を持ちたいのであれば、自信に満ちあふれた表情をする。そんな逆説的なアプローチにより、気持ちを上向かせることができます。
まとめ
自信をつける身体的アプローチ
- 姿勢を正す
- 深呼吸する
- 笑顔に似た表情を作る
この3つの方法を習慣化することで、心に「ポジティブ」だと錯覚させることができます。
慣れるまではなかなかうまくいかないかもしれませんが、ベストな状態を身体が覚えてくれば、自然と気分は上向きます。
心も身体もコンディションが整えば、自然と自分への信頼感も高まり、「自分に自信がない……」と肩を落とすこともなくなります。
騙されたと思って、試してみてください。
「自信を持とう」と自分に言い聞かせるより何倍も、変化を感じられるはずです。
自信がないのは、すべてあなたの思い込みです!