恋愛は第一印象ですべてが決まる。
そう断言してもいいくらい、最初のふるまいは重要です。
ここで失敗して相手に悪い印象を与えてしまうと、挽回するのはかなり難しい……。
残念なことに非モテ男性の多くは、このファーストコンタクトがよろしくないんですよね。はっきり言うと、距離の詰め方が下手すぎ。
でも、女性に嫌われないふるまいは決して難しいものではありません。
基本的なポイントさえ押さえておけば、大丈夫。
というわけで今回は、初対面の女性と話すときのコツを紹介します。
「女性と話すのが苦手」
「がんばって話しかけてるのにうまくいかない」
そんな男性は、以下に挙げたポイントを一度チェックしてみてくださいね。
社会人としての基本的なマナーと常識
基本的に、女性は男性を警戒しています。
痴漢や露出狂に遭遇したことのある女性も多く、自分より身体が大きく、力の強い男性に近づかれただけで怖いのです。何をされるかわからないから。
さらに、下心丸出しの男性に言い寄られて嫌な思いをした経験があると、ガードは相当固くなります。
だから、いきなり馴れ馴れしく話しかけるのはNG!
「うわっ、なんだコイツ」と確実に引かれます。
とにかく最初は礼儀正しく、常識的なふるまいで接してください。「仲良くなりたい」という気持ちを強く押し出さないように。
イメージとしては、取引先の担当者と話すような対応。
- 敬語を使う
- 時間を守る
- お礼の言葉を忘れない
どれも社会人としての基本です。
女性が嫌う男性のふるまい【5つのNGポイント】
いくら基本的なマナーを守っていても、距離の詰め方を間違えると「やばい人だ」と危険視されてしまいます。
「仲良くなりたい」「うまくやろう」と意気込んでいるときほど、勢い余って失敗しがちなので要注意。
女性に嫌われるふるまいとして代表的なものを挙げてみましょう。
嫌われポイント1.がさつな話し方
「フランクな口調=余裕のあるイケてる男」と勘違いしている人がいますが、これはNG。
取引先の担当者にいきなりタメ口で話す人はいませんよね。
丁寧な言葉と礼儀正しい態度で接する。これが基本。
親しくなるまでは敬語で話しましょう。
話し方の他に、動作が雑な人も要注意。
ズカズカ歩く、ムダに声がでかい、物の扱いが雑、食べ方が汚いなど、がさつな男は嫌われます。
スマートなふるまいを身につけましょう。
嫌われポイント2.横柄な態度・上から目線で偉そう
「カッコいい男」を演出しようとして、横柄な態度をとってしまう男性がいます。
これはただただ不快なだけ。そんなことをしなくてもカッコいい男性はカッコいいですし、低姿勢で謙虚だからこそ好感度も上がるのです(※謙虚と卑屈を履き違えないように)。
また、「君に教えてあげるよ」「俺はこんなことも知ってるよ」という態度もNG。
恋愛は対等な立場で、信頼関係を築いていくもの。
上から目線で話されると「なんだコイツ」と思われて終わりです。
嫌われポイント3.ウケ狙いがサムい
場を和ませようとして、ボケをかましたり、下ネタをぶっこんだりするのも基本的にはNG。
関係性ができていないときにウケを狙っても、スベっていることが多いです。
本人はウケたと思っているかもしれませんが、それは女性が空気を読んで笑ってくれているだけ。
そんなに頑張らなくても、最初は普通でOKです。
「この人はまともな人だな」と相手を安心させることを優先しましょう。
嫌われポイント4.プライベートなことまでズカズカ踏み込んでくる
合コンや婚活、出会い系サイトのような恋愛が前提となっている場所でも、いきなりプライベートなことを根掘り葉掘り聞き出すのはやめましょう。
「今まで何人と付き合った?」
「なんで元カレと別れたの?」
「経験人数は?」
信頼関係もできていないのに、こんな質問をされたら「非常識なヤツだな(怒)」とイラつきますよね。
また、女性の受け答えに対して、
「僕も同じです」
「つらいですよね」
「似てると思います」
などと言うのも危険。
相手の真意が読めていないと「は? おめぇと一緒にすんなバーカ!」と好感度が爆下がりします。
嫌われポイント5.ぶっきらぼう・黙り込む
人見知りの口下手さんに多いのですが、相槌もなく、無言で、質問してもぞんざいな返答しかしないのはNG。
緊張してぶっきらぼうになったり、何を言えばいいかわからず黙り込んでしまうこともあるかもしれませんが、長い沈黙は相手をひどく不安にさせます。
実際に私もそういう男性とお話したことがあるのですが、
せめて「あー」とか「う~ん」とか「そうですね」ぐらい言ってくれよーーー!!
と叫び出したくなりました。本当に何も言わないから。
心当たりのある方は自身のふるまいを見直してみてくださいね。
うまくできるか心配な人は、事前に会話パターンのマニュアルを用意しておきましょう。
「めちゃくちゃ緊張してます」とそのときの気持ちをそのまま口にするのも一つです。
話し方の基本ポイント
女性とどんなふうに話せばいいのか不安な人は、ビジネスマナーの基本を押さえておけばOKです。
ゆっくりと落ち着いて
緊張すると早口になってしまうので、ゆっくり話すことを心がけましょう。
わかりやすくはっきり話すよう意識すると、自然に落ち着いた話し方になります。
緊張が高まったときは、話し出す前に一呼吸置きましょう。それだけで気持ちが落ち着きます。
相手の理解度を見ながら話す
一方的にベラベラと話し続けないように注意しましょう。
自分にとっては当たり前でも、相手は知らない話題もあります。相手の反応を見て「?」な表情をしていたら、詳しく説明するか、さりげなく話題を変えましょう。
初対面では、会話のキャッチボールを楽しむことを大切に。
自分の好きな話をしているときほど、話に熱中して相手が見えなくなるので、気をつけましょう。
ダラダラ回りくどいのはNG
ビジネスシーンでは、結論を最初に伝えることが良しとされています。
世間話でそこまでキッチリカッチリする必要はありませんが、何を伝えたいのかわからないままダラダラ話していると、相手を退屈させてしまいます。
「話長いな……この人何が言いたいんだろ? ツマンネ」
そう思われたら終了です。
話が長くなりがちな人は「結論を先に示すこと」を心がけてみてくださいね。
初対面でタブーな話題
良好な関係性を築くために、初対面で以下の話題は避けるのがベターです。
- 相手の容姿について
- 政治について
- 宗教について
- 家族について
- 相手が興味を持っていないこと
- こちらが話を振ったときに相手が乗ってこなかった話題
- 雰囲気が暗くなるテーマ
何気ない会話で家族の話をすることは多いと思いますが、両親兄弟を亡くしていたり、身内に自殺者がいる場合もあります。
無理に話を出そうとして、相手の傷にふれてしまう可能性があるので、初対面では趣味の話や旅行、最近見た映画や本の感想などを話すのがおすすめです。
取引先の女性と会話するつもりで礼儀正しく
初対面で決定的な失態がなければ、自然と女性との距離は近づきます。
言い方を変えると、うまくいかないのは、ここまでに挙げた基本的なマナーができていないから(距離感がおかしくて、いきなりグイグイ来すぎなパターンが多いです……)。
どうしたらいいか困ったときは、自分が営業マンになったと想像してみてください。
「新規の取引先に訪問するとしたら、どんなふるまいをするかな?」
これでますます緊張してしまいそうな人は、相手の女性と友達になることを目標にしましょう。
ここまでいろいろ書きましたが、一番大切なのは、女性と過ごす時間を楽しむこと。
肩の力を抜いて、エンジョイしてくださいね!